MDエキストラクター
時代に選ばれる脱水機
原質工程の濃縮及び調整を行います。
原料は、バット内のディスクセグメントにて脱水され、出口ゲートをオーバーし、濃縮されます。
機械構造上や入口原料濃度の振れにも対応でき、トラブルが少ないと大好評です。
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当社のMDエキストラクターは、時代に愛される機械です。
濃縮工程では、バルブレスフィルターやシックナーが今でも多く使用されています。
原質工程の考え方として、置換洗浄が主流でしたが、原料フリーネスの低下により、
強く脱水すると微細繊維の流出が起こってしまいます。
御使用の濃縮機SS濃度は、御客様で常に測定しているのではないかと思います。
SS濃度数値は、500ppm~2000ppmになっている場合もあります。
当社のMDエキストラクターの特徴は下記の通りとなります。
1.SS減少による歩留まり向上(最少100ppm以下の実績有)
2.simple構造による安定操業
3.三次元構造による接地面積の縮小
4.密閉型による現場の5S(飛散防止)

導入のメリット
白水濃度を下げる事は、工場の原単位減少に繋がります。
製紙業界は装置産業となるため、短い期間では大きな向上に感じられなくとも、
年間のコストに換算すると、莫大な金額になります。
また製紙プラントは、多くの事柄の集合体であり、
一つの事は様々な部分へと恩恵をもたらします。

ここでは排水濃度のppmを例にとり、数字に変換してみます。
(※シャワー水等の細かな数値は省略します)
処理量 :300 B.D T/D 入口濃度2% 出口濃度5% の場合
濾水濃度 1000ppm(現状) 更新後の濾水濃度 200ppm
300÷0.02-300÷0.05=9000m3/D(総排水量)
現状1000ppm
9000m3/D×0.001(1000ppm)=9t(白水に含まれる一日当たりの原料)
更新後 200ppm
9000m3/D×0.0002(200ppm)=1.8t(白水に含まれる一日当たりの原料)
9t-1.8t=7.2t(歩留まり向上分)
ここではこれを産業廃棄物として処理したと仮定します。
(スラッジ産廃費 7000円 /t 某共同組合参照価格)
7.2t/D × 7000円/t × 300日(年間実働稼働日)
=-15,120,000円

これはあくまで、すべて産業廃棄として処理した場合ですので、仮の数値ですが
白水に含まれる原料分は、軽視されてはならないのです。
上記ではスラッジの仮定で御話しましたが、下記の点も原単位の減少に寄与する事が予想されます。

①各ポンプ動力の省エネ(製紙工場では、ポンプ動力の合計が非常に大きなエネルギーとなっております。)
②排水処理に対する、薬品添加量の減少
③歩留まり向上に対する、生産量のUP 等
以上の事より、導入するメリットは非常に高いです。
機械仕様
MDエキストラクター
ディスク径  φ2500 φ3500
ディスク枚数 4枚~16枚(最大)